又吉の小説「火花」芥川賞受賞、落選どっち?内容やあらすじも紹介!

お笑いコンビのピースの気持ち悪い方こと、又吉直樹さん(35)の処女作、「火花」が芥川賞を受賞するか、落選するか話題になっています。さあ、どうなるのでしょうか?

いやー、驚きましたね。お笑い芸人がですよ!あの芥川賞にノミネートされちゃうわけですからね。しかも、普段目立たない、どちらかというとコアなファンが多そうな又吉さんが書いた小説がノミネートされたわけですからね。

 

芥川賞って?

芥川賞とは、正式名称、芥川龍之介賞の事であり、大正時代に活躍し、その時代を代表する芥川龍之介さんの業績を記念して1935年に作られた賞です。対象作品は、新人作家による短編、中編作品であり、選考委員が決定する。受賞した場合、受賞者には、懐中時計と現金100万円が贈呈されます。

 

調べてみると、賞が出来た当時は、全然話題にならなかったとか。授賞式に集まるのも10人程度で、ショウではなく賞だったという発言もされていたほどでした。しかし、1956年に石原慎太郎さんが「太陽の季節」でこの賞を受賞し、そして、この本がベストセラーになったことから、芥川賞に注目が集まるようになったのです。

 

芥川賞と言えば、今や時の人となるくらい有名で権威のある賞ですよね。それが当時は全く盛り上がらなかっただなんて驚きですね!

 

そんなすごい賞をあの又吉さんの処女作、「火花」がノミネートされました。大拍手ですね!!パチパチパチ・・・!

 

なんと、単行本が現在42万部を売り上げ、上半期ベストセラーランキングで2位を取ったんです。

 

知っている人も多いかもしれませんが、この火花、5月発表の「第28回三島由紀夫賞」でもノミネートされているんです。しかし、おしくも一票差で負けてしまったんです。ただ、この三島由紀夫賞は、難解な文章を好む傾向があるらしく、その中で大衆作品として挙げられる又吉さんの火花がノミネートされたのは、作品そのものの評価が高いからであり、大衆作品を好む芥川賞では、受賞が期待されています。

 

でも、皆さん、この火花読みましたか?忙しくて読めていない人も多くいるんじゃないんですか?そこで、このブログでは、簡単な内容やあらすじを紹介したいと思います!

「火花」の内容、あらすじ

売れない芸人・徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人・神谷と電撃的な出会いを果たす。徳永は神谷の弟子になることを志願すると、「俺の伝記を書く」という条件で受け入れられた。奇想の天才でありながら、人間味に溢れる神谷に徳永は惹かれていき、神谷もまた徳永に心を開き、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。

 

又吉さんはお笑い芸人ですから、やはり、芸人が主人公のお話でしたね!もしかしたら、実在する人にかぶせて書いてあるかもしれませんね。そういった目線で書くのも非常に楽しみですね!

 

果たして又吉さんは芥川賞を受賞するのでしょうか